『NENIA』そもそも裏話
- decoquettish
- 2024年12月5日
- 読了時間: 2分
新譜『NENIA』、今秋のM3にて満を持しての頒布。
これもひとえに興味を持ってくださる皆々様のお蔭様…
本当にありがとうございます。
架空のミュージカルのサントラという
ちょっと取っつきにくい上に重めの作品ではあるものの、
約40分間の“上演時間”を楽しんでいただけたなら
冥利に尽きるというものである。
さて、振り返ってみれば5年以上も前、
エレコでこの作品を出そうと決めていた。
最初から何か人外をやりたいと思っていて
デコ「じゃあワイは草人やるね…」
メル「草人www」
みたいなやりとりをした挙句、
ツボにハマりすぎて電車を乗り過ごしたりした。
哀れ。
その後、本格的に作品テーマとしてまとめるにあたり、
「鳥人たちと機械の鳥人たちの全面戦争」
という設定を思いつく。
さすがに壮大過ぎる…。
ここにミュージカル要素を織り交ぜることとなり、
実演可能なレベルまで落とし込んだ結果、
最終的に今の設定ができあがったのだ。
ちなみに、ミュージカルの方向性を推してくれたのは
相方の白月メルである。
我々の声に合ったコンテンツであり、
ライブ会場で差別化を図れる、と。
全くその通りだと思う。
エレコをミュージカル路線に持っていくために
『ウィキッド』のカバーもやっていた。
わりと似合っていると思っているので、
ぜひ聴いてみてほしい。
この頃に企画書を作成、関係者にお渡しして制作開始。
よもや5年掛かるなどとこの時は想像していなかった。
コロナウイルスがもたらした大きな変化を前に
この作品の在り方や進め方を見失ってしまった我々。
非常に時間の掛かる断続的な制作になってしまったが、
その時間でちょっとずつスキルや経験を積み重ね、
「結果的に今出せて良かった」と思える一枚になったと思う。
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