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『ONE to SEVEN』②ジャケット

  • 鈴木デコ
  • 2024年5月2日
  • 読了時間: 2分

退かぬ!媚びぬ!顧みぬ!

「鉱石標本箱」を分かりやすく伝える、

そのためには標本箱そのものを描いてもらうのが一番だ。

よし、標本箱描いてもらおう。

可愛い女の子?

いません。

壮大なファンタジー感?

ありません。

ジャケ買いのフラグをことごとくへし折る、

どストレート、脳筋スタイルの方針決め。

まぁ、でもそれで良い。

「おれの好き」が運良く「誰かの好き」に

刺されば良い。

売れることより自分のイメージを最優先した。

……凄いカッコいい言い方をしているだけだけど。


石のことは石好きに任せるのが一番

石をテーマにすると決めた時点で、

ジャケットの絵師様は決まっていた。

hirunesqueでお馴染みの笛田鳩さんだ。

鳩さんはX(旧Twitter)でも名言されている

れっきとした石好きさん。

彼女にお願いすれば絶対大丈夫という

安心感があったので、

ふたつ返事で快諾いただけてありがたかった。

実際、話が通りやすいわイメージ同じだわ

石好き的ヘキが出しやすいわで

「石好きに任せて良かったー!!」と感じる

場面ばかりだった。

最高。

「原石暴れる君」とか

「鈍器オパール」とか

謎のワードが飛び交うやりとり。

最高。


こだわりポイント

既にたくさん見ていただいたと思うのだが、

改めて完成版を見ていただきたい。

どん。

天才かな???

標本箱特有の静かに語るアカデミックな雰囲気、

手に取れそうなほどのリアルな石の煌めき、

そして現実に在りそうで無さそうな絶妙な幻想感。

うまく共存していて強い雰囲気を宿していると思う。


石の種類は全部で7種類。

各楽曲のコンセプトに沿ったものだ。

素朴な原石と洗練された宝石のセット。

これは言わずもがなデモと完成版を表している。


これ以外にもこだわりが詰まっていて、

実は宝石は楽曲の拍子に合わせたカットだし、

標本ラベルは楽曲名になっている。

ぜひ改めてまじまじと見ていただきたい。


各楽曲のコンセプト鉱石については

各楽曲のライナーノーツにて語りたいと思う。


◆ご購入はこちらから◆

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