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『花接ぎの送り歌』作曲の話

  • 鈴木デコ
  • 5月18日
  • 読了時間: 3分

自分は詞先(作詞が先)、曲先(作曲が先)どちらのスタイルも作るが、今回は全て曲先である。

前回取り上げたゆるゆるエレコ会議で世界観が決まった際に、

①次のM3で出すのは1曲完結型。メルのダンスパフォーマンスのBGMでも使えるようインストでも聴ける曲。

②ストーリーや世界観を広げるのはその次に作るアルバムで。

という方針も決めていた。

そのため、曲だけでも個性を出す必要があり曲先スタイルになったのだ。


尚、唐突ではあるが自分は予測変換とめっぽう相性が悪い。

そのためよく意図しない誤字が発生する。

サークルカットを提出しましたと内部連絡した際に、

凸「これは2023年あたりに自分で撮ったお花はな」

凸「お花はなってなに()」

白「wwww」

白「花びとの語尾はな…」

というやりとりを経て「~はな」という語尾が爆誕。

以来、本作のやりとりでは全てのやりとりにこの語尾を使っているはなよ

もはや狂気である。


閑話休題。

季節で楽曲の雰囲気を変えたかったため個人的に以下テーマで作っていた。

夏:アフリカンドリーミー

秋:和風エモ

冬:エレクトロアンビエント

春:クラシカルハッピー

全然わからんが???


夏はアフリカンな楽器を中心に構成。

ちょっと砂や土くさい感じを残しつつ妖精らしい可愛げや儚さをちりばめたつもり。

導入曲らしくAメロ→Bメロ→サビの構成。

ただしたくさんの花びとが歌っている雰囲気にしたかったのでコーラスパターンも多めだ。


秋は和楽器にシンセをプラス。

特にシャリっパリっとしたパーカッション系のシンセが落ち葉を踏む音を担っていて良い感じ。

自分は元々よさこいの曲書きなので、三味線の裏メロが結構気に入っている。

メロとサビだけのミニマルな構成。和とミニマルはよく合うと思っている。


冬はひんやりとしたピアノ系シンセをベースに、ひたすらリズム感を消して。

極寒の夜、重なるコーラスもひたすら冷酷な印象にした。

管楽器が入ることで少しだけ有機的なものを感じる。

差し込む朝日に雪がキラキラと映えるような空間にしたつもり。


春はストリングスを中心にしつつ、一番ポップスっぽい構成にした。

Aメロ→Bメロ→サビ→Cメロ…の王道。

バグパイプにお出ましいただいて、クラシカル過ぎない民族みをちょっとだけ足した。

コーラスはメインをひきたてるようにポイントのみで。


ちなみに、拍子にもこだわっている。

夏はカラっと割り切りの良い4拍子。

秋はモミジの形から5拍子。

冬は雪の結晶の形から6拍子。

春は三寒四温から8分の12拍子である。

三寒四温は冬の季語では…?というご指摘は甘んじて受け入れる所存である。



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